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- 荒れ地のおっさんの唄 -

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おそらく、30歳以上の人しかわからない話 (最終話)

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「夏にキャンプにいくんだけどいかないか?」

食後、また話をするのですが、マグナスが、誘ってくれます。
US Navy 110714-N-OA833-003 Plebes in the U.S. Naval Academy Class of 2015 receive rope climbing instruction at the school's obstacle course

今となっては、その発想は、本人もよく理解できませんが、

アメリカのサマーキャンプって、なんか軍隊のトレーニングみたいなもんでしょう?

でないとしたら、斧もったやつがシャワー浴びてると襲ってくるような。。

て言うか、教会のキャンプって得体が知らないさ過ぎるところに、自分一人とか無理だろうって。

「行こうよ」

「いやいや」

というやり取りがしばらく続いたのですが、もう夜になって帰らないといけなくなりました。

「じゃあ、考えとく」

と言って、帰る事にします。

皆で席を立ちます。

☆☆☆

マグナスとアヤ子さんが1階のロビーまで送ってくれます。

すっかり夜になって、ロビーもかなり薄暗くなっています。

例の大きなコロッセオの絵にぽつんとライトが当たっていました。


「サマーキャンプいきましょうね」アヤ子さんがいいます。

「いや、あなたが人妻でなければ、、、」

と、この期に及んでもそんな不埒な事を考えていたのですが、
またサマーキャンプの誘いを受けるのはどうかと思うので、

「そうですねえ」とかてきとーな返事で考えるふりをします。


視線を左に動かします。その先には例の絵があり、その上にその教会の名前が書いてあります。

なんか、初めて活字で見た気がします。

「そうね。行けるといいね」といいながらもう一度その文字を見直します。

「Unification Chur…」

「ん?」

脳は何かに気付いているのですが、それがなにかわ分かりません。


視線を下げて例の絵を良く見ると。。。




それは絵ではなく大きく引き伸ばされた写真。。。



コロッセオに見えたものは、古代ローマのものではなくて、、、


近代的なスタジアム?



中にいるのは ローマの戦士 と 猛獣 じゃなくて、、、、





大勢の 新郎 と 新婦??

「あ」

脳の軸索とゆう軸索の間を、ビビっと音を立てて電流が流れて行くのを感じました。

わずか、0.0何秒の間に、これまでここであったシーンがフラッシュバックされます。

今度結婚するけど相手の事がよく知らない。

あの 太巻きと漬物、某国の食事。

例のマーク。 そう、某国の国旗の真ん中にある図柄と同じ? って、、


「これって OX教会!?」


「そう」

と、アヤ子さんが小さく、しかしはっきりとした口調で答えます。

うつむき加減でしたが、口元には毅然とした表情が残っています。

「…」

言葉がでません。小さく別れの挨拶をしてそのままそこを後にしました。

☆☆☆

当時はマスコミが大きく報道していたので拒絶心しか湧いてきませんでした。

その後、落ち着いて、思った事をノートに記していて、今手元にあります。

その内容は、彼等は目的があったにせよ、とにかく親切だった事。

自分は自分の都合でしか行動していない事。そしてそれをふがいなく思う事。。

その後、街でマグナスやアヤ子さんに出合う事はありませんでした。その組織とも。。

☆☆☆

数年後に、静岡の公園で、ピンク色の液体をお盆にのせたおばさんにロックオンされたくらいですかね。


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