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- 荒れ地のおっさんの唄 -

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メトロポリタンライフタワー & ノースビル (2/2)

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前回の続きですが、この建築シリーズもだいぶフィナーレが近づいてきました。

metlifenorthannex.jpg

で、メットライフ帝国の方ですが、さらに拡大を続け、もうひとつ北側の24丁目の一角を手に入れ、1919年には North Annex Building を建設し、タワーと空中通路で繋ぎます。そして、24丁目と25丁目の間のワンブロック丸ごと手に入れると、とんでもない事を計画します。


1928年に、この北側の土地に当時最も高いウルワースビルの57階を大きく上回る、100階建てのビルの建設をぶち上げます。エンパイアステートビルが102階、ワールドトレードセンタービルが110階ですから、完成すれば後世でもマンハッタンでトップ3に入る超巨大ビルです。 ついに増築につぐ増築の継ぎ接ぎビルから脱却し、最初から一つの高層ビルを建てる機会を得るのです。

下がその完成予想図(& スーベニアの文鎮?)。 既存のビルから何の脈絡もない突然のアールデコ調に、ここから本社を一新させる気合が感じられます。

metlife north 100 story

ですが、前回の冒頭の写真で分かる通り、今現在そんなビルは存在しません。 翌1929年に世界大恐慌に陥って、計画が破棄されたのです。 ようやく均整のとれたビルが誕生する機会に恵まれたのですが、世の中の流れに巻かれ消失してしまったのでした。

metlifenorthannex2.jpg

上の写真は計画がとん挫した後から10年ちょっと経った時点のもので、冒頭のアネックスビルと、現在のこの地に建っている建物の半完成形のビルが写っています。

現在建っているビルは下の写真の形。上の100階建の完成形と見比べて下さい。

metlifenorth2.jpg

実は、今建っているビルは、例の 100階建の 33階までで、頭の部分をぶった切ったいわば土台の部分なのです。 100階建は諦めましたが、オフィスの不足を解消する為に計画を変更してこの形で建てたのが今のノースビルなのです。 後にでも100階に出来るよう強度が保てる構造になっており、また、エレベーターシャフトも100階建てをサポートできるよう、30基分用意されているとの事です。結局その夢は叶わなかったようですが。。


方や、11階の平ビルに50階のタワーを無理やり生やしたビル、方や、それより低い30階建のビルながら100階建てを夢見たビルの土台部分と、背後に訳ありのストーリーが詰まった愛すべきビル達なのです。

metlife8.jpg

もし、マディソン・スクエアにシェイクシャックを食べに行くなら、このビル達も観光ポイントに加えて見て下さい。前回のフラットアイアンビルもこの近くなので合わせて見る事をお勧めします。

☆☆☆

と、言う事でそろそろ元々書きたかった内容に近づいてきました。あと数回です。

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