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「いいひと戦略」ってSFモノ?

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超情報化社会におけるサバイバル術 「いいひと」戦略 増補改訂版

という本を読みました。 内容は既にあちこちにありますし、これから読む人もいるでしょうから詳細は言いませんが、無理やり一言で言うと。

「高度に情報化が進んだ世の中を上手く渡る為に、「いいひと」を演じる能力を戦略的に身に付けとけ。」という話です。

もうちょっと言うと、
  

著者曰く、1000円を儲ける能力より、1000の「いいね」をもらえる能力の方が、今の資本主義社会から、著者の言う「評価経済社会」に代わっていくと有利なるとの事で、今身に付けるべきは「いいひと」のキャラだという事です。 で、どうやって身に付けたら良いのかが紹介されています。

「正直物 / いいひとは結局バカを見る」には対立した話ですが、普通に考えれば、嫌な人より、いい人の方が世間受けがいいのはあたりまえのような気も合します。 ただ、根っからの「いいひとになるべき」とは一言も言ってないところはポイントです。
キャラだけです。

「ん?偽善者になれと?」「魂を売れっつーこと?」とも思えますが、同じ著者の 「人生の法則 「欲求の4タイプで分かるあなたと他人」 という本の最後の方で書いてあった事を思い出しました。

人間の「自己」はいくつかのレイヤーによって形成されていて、深い部分には本能などがあって、表面近くにあるのがキャラだそうです。 本能あたりは簡単に変えられないのですが、表層に行くにしたがって自分でコントロールが可能になるので、キャラを変える事事態はそんな大層な話ではないということでしょう。 まあ、キャラくらいならてTPOに合わせて変える事もあるといえばあるかもしれません。

人生の法則 「欲求の4タイプ」で分かるあなたと他人

あと、この戦略が有効となる前提は、今後「評価経済社会が来る」という事です。 おそらく大概の人は「理屈はわかるが、なんというか、そうはなんねんじゃねーの?」と思うと思いますが、そうなってしまうとこの本を読む意味が無くなってしまうので、まあ、そうなるならないは一旦置いといて読み進めるのが良いのでしょう。

それか、がっつり理解したい人は、先に「評価経済社会 ぼくらは世界の変わり目に立ち会っている」(以下評価経済社会) を読んだ方がいいかと思われます。 この本は、前著である「評価経済社会」の続編というか、実践編という位置付けのようなので。

評価経済社会 ぼくらは世界の変わり目に立ち会っている

著者については、「いつまでも デブと思うなよ」 で知られた方が多いと思います。 この本の中で、彼は太っている事を「ただ太った」のではなく、「太る努力を続けた結果」だと独自の視点で捉え直しを行っています。 その上で、この努力を捨てればやせられるというアプローチを採って、ダイエットに成功したそうです。

似たアプローチで、いい人になるという事を、「嫌な人になる努力を捨てよ」と説いています。 その実践法の中には、困った人に対しても安易に問題解決策を提案するな(共感してほしいだけかもだから)というのもあり、相変わらずインサイトに富んだ内容です。

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)

☆☆☆

ただ、やっぱり私も前提である評価経済社会が来る事は呑み込めていません。
どうしても自分が生きている間に、社会のメジャーなシステムとして市民権を得ていると思えないのです。

一つに、このしくみ自体は過去にもあった(たとえばパトロンを持った中世の画家)が一般には評価されずに埋もれてしまったシステムだと言う事があります。
時代が変わり、情報化社会になり人の評価が表に出やすくなったので、それに価値の中心が移ると言われても、この先もFacebookやtwitterで人は個人の情報を表に出し続けるのか? 先の世界の価値観も今と同じか? 私にはわからないのです。

あと、こちらの方が大きいのですが、日本、先進国だけを見ていればそうなる可能性はある気もしますが、今、新興国、発展途上国の多くの人々が今の先進国(資本主義の一つの勝者の形)になる事を目指して突き進んでいます。 また、先進国もこの力を必要としていてます。 この力を止めて、別の方向に向かせるのは相当なパワーが要るのではないかと思うからです。

☆☆☆

じゃあ、著者の妄想という事で切り捨てるか? と問われると、そうバッサリとできないのも事実です。

と、言うのは著者は現在においてそれ(評価経済社会)を実演してしまっているからです。 岡田斗司夫というブランドを「評価」する彼の会社?の社員120人から月1万円づつもらって、そのお金で彼は、著作料など取らずに本を書いたりしてるのです。詳しくは著者が代表を務める会社の事業形態を見てください。 =>>http://blog.freeex.jp/

著者はこれまでの本の中で、未来を想像する場合は社会と人々の価値観は共に変わって行くものだ(今の価値観で将来を切るな)という事を強調しています。 少なし著者自身は、ここで展開されている自論は、未来の社会で大切にされる価値観に則っているという自信があるわけです。

であれば、これは未来を生きている人からのメッセージとして捉えてみるとどうでしょう。 普通はタイムマシンに乗って見に行かない見えないものを見せてくれていると考えれば、なんか興味深くなりません?つまり、この本は

SFモノだと見れば良いのです

あー、なんかいっぱい本の紹介してステマっぽいですね。(でも著作料は彼には入らない)。 
岡田斗司夫ワールドなんですよ。これは。
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