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- 荒れ地のおっさんの唄 -

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空のお楽しみ袋的なもの

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前回のNY-カンクン旅行の時に、他社マイル特典にもかかわらず、ビジネスクラスにいつも乗ってますという顔してふんぞり返っていたのですが、内心サル並みにウカレていました。

Narita Terminal2 Sakura Lounge

 
なんせ憧れのビジネスクラスですから。いつもエコノミークラスから目を細めて遠巻きに見ていたビジネスクラスですから。

で、実際にその席に座った時にある事に気付いたのです。

そういえば、この機にはもう一つ上のクラス、ファーストクラスがあるじゃないかと。つまりここをワンステップ上がれば、それは未開の地、ファーストじゃないかと。

ファーストクラスは搭乗口も別なうえ、離着陸以外は厚い仕切りで隔離されているので中の様子がまったくわかりません。
そして現地に付き、降機の際にちらっと見えたファーストクラスのある乗客の姿に、後頭部をCAさんの持っているトレーで軽く殴られたような衝撃を受けました。

なんと、上下ジャージなのです。

こっちは(伝統あるJAL)のビジネスクラスだから持っている服の一軍を登板させ、ちょっとは気を使って来たのに、ファーストに乗る人がジャージ。。。

なにか、飛行機に対し持っていた手持ちのお楽しみ袋が急にシュワシュワと消えて行くのでした。

それは、憧れの芸能人の私生活が実はとんでもなくゲスいことが暴露され幻滅したとかそういう話ではなく、もはやワンステップあがるとかいうレベルでない事を悟ったのです。

ビジネスとエコノミーの間には金額ベースで大きな溝があって、昔は完全にアンタッチャブルだったのですが、今では割引運賃や特典などもあり、アクセシブルくらいになりました。

なので、ビジネスクラスは「あーいいなあ」「乗りたいなあ」というお楽しみの対象になったわけです。そして、ここで地ならしをしながら、「いつかはファーストに」と言う新たなお楽しみ袋が醸成されていくのだと考えていました。

ところが、今回目にした光景は、近所のコンビニに行く感覚でジャージのままNYにファーストで行く世界です。ラウンジtoラウンジはジャージで、着替える前提かもしれませんが私にはそんなの発想すらありません。

冗談で「アラブの石油王と結婚して人生大逆転する」とか言いながら半分マジだったりする輩がたまに出現しますが、万が一でもそういうことはないようです。理由は「生活文化圏が違うのでそもそも出会えないから」だとか。

私もジャージによって「いやいや、お前ファーストなんて1mmも関係ないから。世界違うし」と言われたようなもんです。

あこがれや、ワクワクする感情と言うのは、一度その状況に達してしまうと後は慣れて行く過程で徐々になくなって行きますし、また、全く手が届かないと湧くことすらないわけです。手が届くか届かないかのところで悶絶しているうちが一番お楽しみ袋パンパンで、幸せなんじゃないのかと思います。

First Class on Air France A380 F-HPJC by Andy_Mitchell_UK, on Flickr


そうなってくると、適度にアクセシブルなビジネスの存在が微妙に見えてきますねえ。もう少し遠巻きに見ていましょう。

以上が、今回の旅行をエコノミーで行くことになる言い訳の全文です。
 
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