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- 荒れ地のおっさんの唄 -

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AEDって心臓動かすんじゃなくて止める機械だった

Posted by Markn on   0 comments   0 trackback

いつもはこの手の研修参加募集があった時は、若い衆に振っていたのですが、
なにか必要性を感じて「緊急処置教育」という研修に参加してみました。

人が倒れた時とかに、救急隊が到着するまでの間の緊急処置の研修ですが、
終わってみて、「知らないと危ないところだった」というのが率直な感想です。

 

1) AEDは心臓を動かすためのモノじゃなかった。


よくドラマで、

機械 「ぴーー」<=脈がなくなった警告音
医師A「心肺停止!」
医師B「蘇生準備!」
機械 「きゅいーん」<=充電する音
医師A「クリア!」
機械 「ちゅどーん」<=放電する音
助手A「脈拍が戻りました!」

とかいうシーンを見ていたので、最近街中で良く見るAEDは、
例の小型のアイロンみたいなのが2つ付いたアレを想像してましたが全然ちがいました。


そして、心臓を動かすのではなく逆に、動き(心室細動)止めるものだというのは驚きでした。

心室細動とは、簡単に言うと心臓がどっくんどっくんと動いているのではなく、
ピクピクと痙攣のような正常に動いてない状態です。これを「除細動」といって
痙攣を取り除く為の装置がAEDだという事です。

なので、完全に心肺停止状態など、心室細動状態でない場合はAEDは役に立ちません
(実際は機械が事前に心臓の状態をモニターし放電するかしないかを判断します)。

完全に勘違いしてました。知らずにいたら機械が作動しなかったり、
作動しても息を吹き返さなかったりしたらパニックになっていたところでした。
危ない危ない。


2) 一番重要なのは胸骨圧迫


緊急処置はあくまで救急隊が来るまでの間、生存状態を維持する為のものだとすれば
AEDの存在は理解が早いです。

そらそうです。完全停止した心臓を再始動させるとかそんな大事な事を
そのへん歩いている人に任せるわけにはいきませんから。

だとすればAEDは補助器具という扱いになるわけですが、何の補助かというと
血流を起す事、つまり胸骨圧迫(心臓マッサージとは違います)のです。

これもドラマでよくみますが、救急隊の人とかが「いちにさんし」とかいいながら
胸部を押しているアレです。

とにかくAEDを作動させるとき以外は常に胸骨圧迫を続けるというのが正しいようです。
そして、カウントするのは救急隊の方に何回やったかを伝える為との事でした。


3) マウストゥーマウスは実はしなくてもいい


胸骨圧迫は実際やってみるとしんどいです。やわらかめの人形を使ってましたが
実際に人間を5cm程へこませるのは相当大変のようです。

胸骨圧迫は息をしていない事を事前に確認してからです。
呼びかけに反応しないからといって誰にでもやっていいわけでは無いので、
最初に息をしているか確認するのです。

おかしな姿勢の場合気道の確保は必要ですが、息を吹き込むアレは
やってもやらなくても変わらないというデータもあるとのことでした。

胸骨圧迫でいくらか空気の出し入れは行われているようなので、
ここでもやはり胸骨圧迫が重要と言えます。

☆☆☆

先日スーパーのエスカレーターを降り切って、その場を離れようとしている時に、
どこかからガラガラと棚から商品が崩れ落ちるような音がしました。

なんだろうなと思って周りを見渡すと、なんと、おじいさんが
買い物ワゴンごとエスカレーターから転がり落ちてたのでした。

おじいさんはエスカレーターの下端で倒れる形になっていたのですが、
非常ボタンが押された以外はその場にいた10人ほどは、
私を含め皆、オタオタしてしまいました。

人数が多いと傍観してしまうというのは心理学的には自然な事のようです。
「何をしていいかわからないから動けない」 もそうですし、
「自分が触った事で余計に自体が悪化したらどうしよう」 となってしまいます。

研修に参加して一番良かった事は、「手を差し伸べる一歩の勇気が湧いた」事です。
手順の正しい知識と、練習とはいえ実際の動きの経験が自信になったからです。
「研修受けたんだから自分がやらないと」 という妙な責任感も出てきました。

☆☆☆

あ、研修の先生が言ってましたが、救護することになる人はそのへんで倒れているおっさんではなく、
圧倒的に同居の家族 になるのだそうです。
そう考えたら、うちの場合は人も集まるわけですし受けておくべき研修でした。

ちなみにAEDがどこにあるかはネットで検索できます。

日本全国AEDマップ

AEDMAP.jpg

皆さんも機会があれば研修に参加して体験しておくことをオススメしますが、
ネットでもいろいろ紹介されてます。 >>Click

動画も貼っときます。


 
 
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