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Tさんリクエストで、カッティングボードを作る事にしました。
昨年のリフォーム時に、家のメンテの為にはある程度の木工の腕を
持っておく必要性を感じていところなので、手始めには最適でしょう。
カッティングボードと横文字でカッコよく言ってますが、要は単なる「まな板」です。
作るもなにもないでしょうという感じですが、目指すはこういう形です。
必要なものは、
・木材 ・保護オイル
・定規 ・のこぎり
・カンナ ・クラフトナイフ(or 彫刻刀)
・紙やすり ・ドリル
あと、こちらの本を参考にしました。
1)まずは木の素材とサイズを決めます。
素材は、ヒノキ、イチョウ、朴(ホオ)の木、ウォールナットあたりが
一般的なようです。 私は値段の関係で朴の木にしてみました。
サイズですが、今回はピザやフランスパンを切ってそのままテーブル出す用に
大きめの500mmX200mmで、強度と重量を考えて厚さは17mmを指定してみました。
送料別で1500円くらい。
800円くらいで桐のまな板があるとか突っ込まれるところですが、
あれは端切れを合わせた集成材で、こちらは一枚板。
長く使う前提ならこちらが良いと思います。
私はこちらから通販で入手しました。
府中家具工業協同組合
サイズはもちろん、厚さも指定できるところが便利だと思います。
注:素材によってある程度大きなサイズは一枚板ではなく継ぎ板になるようです。
で、届いたのが、、

ん!? なんかイメージとちがう。真ん中に黒い芯?
朴の木はこんなかんじみたいです。しらなかった。。
2)とりあえず気を取り直して取っ手の部分を作ります。
持った時のバランスを考えて、130mmX45mmとしました。
採寸してのこぎりで切断。

手動で切りましたがうまくいきました。朴の木はやわらかい部類の木なので
最初家にある糸ノコで切ろうかと思いましたが、真っ直ぐ切る為には不向きならしく、
木目に対して縦引きと横引きが出来るオーソドックスなのこぎりを新調しました。
コーナンのオリジナルで800円くらい。
3)そして角をまるめます。
直線部分はカンナで、カンナが入らない所は彫刻刀で。
角が丸まったら、ドリルで柄の部分に穴を開けます。
そして全体を240番くらいの紙ヤスリをかけてスムーズにします。

元々、木はわりときれいに仕上げてくれていたので
大した手間にはなりませんでした。
4)仕上げオイルを塗る。
本には、乾燥によるクラックなどを避ける為にクルミ油など
口に入れても問題ないものを塗ってメンテするよう書いてありました。
で、いろいろ悩んだのですが、最終的にオールドビレッジのウッドユーテンシルオイルにしました。
家にあるオリーブオイルでも良いみたいですが、後で拭き上げとか面倒なので
専用のメンテナンス用オイルにしました。ミネラルオイルと言うのがキーワードのようです。

写真は上半分塗った状態ですが、オイルを塗ると、一段色が濃くなってなんかサマになったような気がします。
材料費自体は2000円でしたが、カンナ、ノコギリ、オイルがそれ以上にかかり、
結局5000円くらいになりました。
通販でカッティングボードそのも買うのより少し安いくらいになってしまいましたが、
またなにか作れば良いので、良しとしましょう。

朴の木ですが、柔らかく、加工し易い木で、まな板向けということですが、
まな板向けというのは包丁で切った時の刃あたりがよりということで、普通の包丁なら良いのですが、
パンを切る、ギザギザの包丁の場合は傷つきやすいということでもあります。
この点については経過を見守りたいと思います。
次は堅めの木で小型版を作ってみるとしましょう。
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