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- 荒れ地のおっさんの唄 -

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リゾートの側道 (もうひとつのストーリー)

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「そうかもね」とホテルの経営者。
おい、人に振っといてそれだけかよ。

ホテルから空港へ向かう車中、たまたま運転手となったホテル経営者が、
「島で何を学んだか?」と聞いてきたのです。

Turks and Caicos 51

 
 「Turks and Caicos タークス&カイコス を訪れた時の話」 のもう一つのストーリーです。
 
☆☆☆

最終的に島を離れる前の日の午後のことです。 買い出しに行くことにしました。
何度か行っているスーパーですが島の中央を走る幹線道路沿いにあり、
ホテルからは車で10分くらいの距離にあります。

無駄使いもできないし、ちょっと気分を変えるために歩いていくことにしました。
経路はコの字型で、直線距離なら近いのですが、小高い丘を越えなければなりません。

Turks and Caicos 55

少し歩くとショートカットできそうな小道が現れたのでわき道に入ることにします。
丘に登ったらいい景色が見られるだろうくらいに思ってたのですが、やはり南国で気温は高く、
またリゾート気分の格好した私たちには歩きにくく、ちょっとしんどい行程となりました。

Turks and Caicos 52

10分ほど小道を歩くと少し広い所に出ました。古い廃墟があります。
ゴミが散乱していて異臭もします。
きれいなリゾート施設しか見てきていない私には
「ん、こんなところもあるんだ」という感覚です。

ですが、すぐにその考えも間違っていたいたことに気づきます。
それは廃墟ではありません。立派な人の住んでいる住居です。黒人の家族です。
おそらく島に昔から住んでいる人たちだと思います。

人の家に踏み込んでしまったバツの悪さで、さっさとその場を去ろうと思いました。
するとそのうちの一人の青年が、「なにか用か?」と声を掛けてきました。

服は汚れてボロボロで、裸足です。
私「スーパーに行こうと思って」
現地の人「車を出そうか?」
私「!?。ありがとう。でも歩くからいいよ」

え?車持ってんの?というのと、怪しいと思い丁寧に断りました。

現地の人「それならこっちの道だよ」

なんともいえない感覚のまま、示された道を進みましたが、
結局途中で曲って行き、コの字型の縦の棒にあたる部分の道にでました。

すると、一台のボロボロのカローラが近づいてきます。
「スーパー行くんでしょ?のっけてってあげるよ」
さっきの家族の一人みたいです。

結局乗せていってもらいました。かなりボロボロの車です。
車中ではどこから来た?とかありきたりな会話を交わしますが、すぐに着きます。
いくらかのお礼をあげたような記憶があります。

帰りも送るといわれたのですが、タクシー拾うからいいよ。って断りました。

スーパーで買い物をしますが、ライム以外は非常に高価です。
マイアミの倍はします。島の人の生活は大変だろうなと思いました。

Turks and Caicos 50

以前、新婚旅行先を会社にいた世界を渡り歩いてる
ジンバブエ人に相談したときのことです。

「ジャマイカは?」

「すごくいいよ。でもね。ホテルの敷地を一歩外に出れば貧しい人でいっぱい」
「ハネムーンのパラダイスでそんなのみたくないでしょ?」

と言われたことを思い出しました。

Turks and Caicos 54

☆☆☆

「学んだ?」思わず聞き返しますが、そうだといいます。
普通、遊びに来て「Learn/学ぶ」とか聞かないと思ったのですが
言うからには何かを期待してるんだろうと思い、こういいました。

「現地の人はたいへんだね」
「島の観光が島全体の物価を押し上げてるんじゃないかな?」

経営者:「そうかもね」

彼の反応は良くありません。何を期待してんだこの人は?
ここは金持ちの為の島。そう思うのでした。
 

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