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- 荒れ地のおっさんの唄 -

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カンクン ニューヨーク 1995 (続き)

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前回の続きです。
そしてカンクンを後にするのでした。

img299.jpg
(今、当時の写真を見たら2時間遅れですね。)

☆☆☆

マイアミに到着しましたが、もう夜になっちゃてます。

カンクンがあまりにのほほーんとパラダイスだったせいかもしれませんが、
アメリカに入ると言う事で、私は若干緊張してました。

マイアミバイス(若い人は知らないですよね)の冒頭のナレーションでお馴染みですが、
マイアミは「キューバ、カリブ、そして南米を臨む、アメリカ合衆国の南の玄関」。
中南米路線は一旦ここに集まってから北米各都市に分かれていきます。

件のコロンビア便もマイアミ-コロンビア線だったので、
案の定マイアミのオペレーションはグタグタで、
アメリカン航空の搭乗ターミナルは大勢の人で大混乱です。

当然NY行きの便も出発に目途が立たない状況になっていました。
ゲート近くのベンチに座って待っていたのですが、
全く先が見えないまま、お腹もすいてきます

ところで、私たちの席からそう遠くないところに、新婚旅行ぽい日本人カップルがもう2組おります。
4人は互いに知り合い?なのか、一緒にしゃべっています。
こういう状況で他に日本人がいるのは心強いです。

その4人組の男性陣2人の「なんか食べ物買ってくるわ」という声が聞こえました。
しばらくして私もTさんを置いて食料調達に出かけることとしました

☆☆☆

バーガーOングがあったので並ぶことにしましたが、ターミナル内はどこも大混乱で、
21時にも関わらず長蛇の列が3、4本出来ています。 
そのうちの一本に並びましたがなかなか前に進みません。

15分ほどたった頃でしょうか、やっとカウンターが見えて来ました。

そこには、日本のようなかわいい、教育の行き届いた女の子の店員ではなく、
性別不明の非常にいかつい店員たちが、
たった今、人を殺してきましたという形相で並んでいるのが目に入ります。

(24のDennis Haysbertか、Shall we dance?の Omar Benson Miller を女にした感じの人達を想像してください)
d.jpg

彼らもこんな混雑する前提でないシフトのせいで疲れているのでしょう。
客につり銭投げつけたりしています。アメリカに来た事を実感する瞬間です。

そしてあと前が10人くらいになったときに、やつらがやりおります

並んでいた列の店員が突然、「CLOSED」と書いたプレートを出します。 
何のためらいもなくカウンターに置いてラインを閉めて、とっととどっかに行ってしまいました

「げ」、内心そう思ったのですが、こういうときは諦めてすぐに別のラインに並びなおすのが得策です。

私は素早くラインを変えましたが、文句言って騒いでいる人たちもいます。 

あの日本人2人組みもそうでした。確かに日本の常識ではありえません。
気持ちは分かります。 なにか抗議してましたが結局誰にも相手にされなかったようで、
私よりかなり後方に並ぶはめになりました。

40分以上かかってTさんの食料もgetしゲートに戻りましたが、まだ出発が決まってません

「何が起こるか分からない時は、まず腹ごしらえするのよ」という、
メーテルの教えを忠実に守り、とりあえず食事です。けっこう疲れてます。

私たちの食事が終わった頃でしょうか、例の日本人男2人が戻ってきました。
なぜか、ハンバーガーではなくスナックを持っています。

開口一番、「バーガーキOグで追い出されたよー」

漏れ聞こえるところのよると、店員が急に怒り出して追い返された様です。 
どうも「テイクアウト」と言ったのですが通じなかったようで、
「テイクアウト」を連呼するうち「ゲットアウト!」と怒鳴られたそうです。 
私はアメリカの店員が怖くてなりません。(バーガーキンOは大好きです)

☆☆☆

11時くらいになってようやく出発が決まり、NYに到着するのが夜中の1時過ぎとなりました。 
暗闇の中、静かに飛行機はJFKにアプローチしていきます。

機内にはやっと着けた、という安堵の空気が流れています。 
私たちもホテルを出てから実に13時間以上の移動で疲れてましたが、
少しNYへの楽しみも復活してきました。

いよいよ着陸というときに、機内のどこかでパチパチと拍手をする音が聞こえてきました。 
これは着陸と同時に拍手喝采パターンだなと直感しました。

ドーンと最初の接地の衝撃=>ちょっと間を置いて乗客が一体となり拍手、という感じになるのではと。。
最初の拍手につられてか、私たちを含め、皆タッチダウンを待って拍手の用意をしている雰囲気でした。

そして、機体が滑走路に接地し、軽い衝撃があり、さて拍手と思った次の瞬間、

機体が尋常でない勢いで横にズズーと流れました。 
これまでに経験したことのないくらいの異常な横すべりで命の危険を感じました
拍手を用意していた機内が一転して「うЯ△げжФ!!」という悲鳴に変わります。

こういう時って「キャー」じゃなくて「ギぃやぁ」に近い短い悲鳴なんですね。 
なにかネコが踏まれたような。言葉にならない時は人種が違えどああなんですね。

今のは事故レベルだろと思いましたが、幸いにも大事には至りませんでした。 
12月の夜中だったのですが、滑走路が凍結しててスリップしたと、しれっと機長から説明がありました。

多くの見知らぬ人と同じ時間を共有する、というのが海外旅行の面白さの一つだと思います。 
それぞれの文化を持った人々なので、同じ状況に置かれてもリアクションが異なるのは普通です。 
それが面白いのですが、さらに、それらを超えて皆同じという体験をする事もあります。 
それもまた面白さですよね。
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